2016年10月18日火曜日

まだまだ暑い沖縄

ここ最近、カラっとした晴れがなく、雨の中での作業が多かったのですが、本日はガツンと晴れて気温は30度くらい、直射日光に当たると体感35度以上!

北海道はもう雪が降るかという気温らしいですが、沖縄はまだまだ暑いです。

最近、蜜蜂の増やし方のコツが少しづつわかってきました。
親父の世話していた50群をこちらで引き受けることになったのですが、その時に気が付きました。
同じ蜂場なのにワシのより元気がよい、勢いがある、なぜ?笑
それなりにアドバイスもらっていたんですが、やっぱり聞くと見るでは大違いです。

一応、今後の方針としては、蜂は混ませる(枠の追加をし過ぎて蜂の密度を下げない)ということでやっていこうと考えています。そして花粉の給餌量をいつもの倍くらいの感じで。
特に花粉源が少なくなる時期や、他群との混戦になっている場所などでは環境からの花粉はあてにしない位の気持ちが必要かなと。

先輩養蜂家のミツバチを見せてもらうのも、とても勉強になります。
図々しく見せて見せて言えるのも初心者のうちだけやしなぁ笑。

採蜜群の仕立て方もいろいろトライ中です。こっちも奥が深い・・・。


先日、少しだけ搾ってみました。
わりと色の濃い蜜が採れました。味は色のわりにはさっぱり系です。
相方の知り合いが欲しいとのことでソッコーで完売しました。有難うございます。


本日、王台作成中の群を内検していたら、処女王はまだ出房していないのに壊された王台がいくつかあり、良く見てみるとその中にまだ女王の蛹が入っているものがありました。
働き蜂が噛み砕いて運び出しています。

確かにこの王台は少し小さいな。



どうも自分達で女王候補のセレクションをしているようです。気に入らないのは出房前に破壊しています。
いい女王とそうでないのがわかるんだろうなぁ。すごいなぁ。
確かに現時点で残っている王台は大きいのが多いし、これからまたセレクションして最終的に出房させるのを数個残すということなんだろう。

春は王台破壊はせず、どんどん出房させて、どんどん分蜂していく。良い季節なので数打ちゃ当たる方式。
秋は良い女王をセレクションしてほとんど分蜂はしない。少数精鋭方式。

どうもそういう事らしい。沖縄の環境に適応した彼女達の判断をあまり邪魔しないように気をつけよう。ということで余った王台を使った割り出し作業はその辺を勘案しながら進めました。
本日は3箱割り出しする予定でしたが、1箱だけにしときました。