2016年11月16日水曜日

にがあま蜜の採蜜

アサグラ(フカの木)の本格的な流蜜が始まりました。
この10日間ほどでとんでもない量が溜まってます。

貯蜜圏が急拡大したせいで産卵スペースが無くなりつつあります。ヤバイです。
というわけで昨日から搾り始めています。

この枠1枚で約1.5キロくらい?あります。
10枚巣箱に9枚ずつ蜜枠を入れて運びますが、 クソ重くて大変です。
採蜜作業がこんなに重労働だったとは・・・。

昨日、今日と中途半端な時間しか作業できなかったので、蜂場Hの半分しかできてない。
他の蜂場もあるので来週あたままでかかるかもしれん。
草刈りもやらねばいかんし、花粉ペーストの給餌もやらんといかん。巣箱の防寒もまだ完了していない。最近日が暮れるの早いので、作業時間が夏ほど長くとれない。暗くなると外役蜂が帰ってきているのでよく刺されてしまう。うむ、時間が足りない。

アサグラの流蜜期はあと一カ月くらいあるとのことなので、あと1~2回採蜜出来るかもしれません。
にがあま蜜は毎年採れるわけではないので、とても嬉しい。
ってかドンドン採蜜しないと産卵圏が足りなくなってハチが減るので搾りまくらんと。しばらく休みはないな笑。

ちょいと蜜をなめてみましたが、苦味に鮮烈なアタックがある割に後味がとても爽やか。
手前ミソなのかもしれませんが、今までで一番美味しいにがあま蜜のような気がします。
ま、自分の蜂の蜜を自分で搾ってりゃ美味くも感じるか笑。

師匠曰く、にがあま蜜が採れた翌年は蜂の勢いが良くなるそうです。
苦味には薬効があるらしい。おお、いい事聞いた。
人間にも薬効があるとええな。
別の先輩もこの時期の新王はデカくて産卵力も倍くらい違うとのこと。
割り出しもやりたいが、時間あるかな。


王台を2個残してあった巣箱からの分蜂。うーむ、やはり4枚群くらいあると分蜂しちゃうか。

幸いにも回収しやすい低い場所に集まってくれたので、枝ごと切り取って巣箱の中へ。
王台1個残しはなかなか勇気がいります。不良王だったりもするので。



ツマムラサキマダラ(2016-10-09撮影)