2016年11月26日土曜日

おひとり採蜜セット

先週から採蜜作業を行っていますが、車検だ修理だとヤボ用がいろいろあり、なかなか集中することができません。

採蜜作業は天気がよくないとできないのですが、あいにく先週末からあまり晴天に恵まれず、小雨の日が続いています。そんな時は草刈りや作業小屋の掃除、その他の細々した作業をしつつ、遅れている給餌作業も天気をにらみながら行います。

今日は晴れ時々くもりで、ようやく採蜜作業を再開することができました。
いつもは相方と2人で作業するのですが、法事で実家に帰っているので、全ての工程を一人で行う必要があります。

しかも本日は親父も採蜜作業しているので、親父の機材、場所を借りることができない。
というわけで、自分の分離機を軽トラに載せて蜂場で採蜜作業をすることにしました。
いっぺんどんな効率で仕事できるかやってみたかったのよね。
テストでちょろりと採蜜したことはあっても一日ガッツリ作業した事が無かったので。

 というわけで、これが 「おひとり採蜜セットォ」(大山のぶ代の声で)。


お邪魔しまーすと声をかけながら巣箱の蓋を開けて、くん煙器で煙をかけてから蜜枠を取り出します。 枠に女王がいる場合はつまんで他の枠に移っていただきます。



蜂をふるい落とし、残った蜂もブラシでやさしーく払い落します。
蜜枠を空の巣箱などに入れて、ある程度溜まったら少し離れた場所に置いた分離機のところへ持っていきます。
分離機は蜂場に対して風下側に設置したほうがよいです。
分離作業中はハチミツの強烈な良い香りがプンプンしますので、ミツバチ達がどんどん集まってきて作業が大変になります。
ホントは簡易テントのようなものに網を張って、その中で作業するとよいのですが。

 蜜刀で蜜ブタを切り落とします。


 切り取ったら分離機に入れてグルグル回します。
分離完了したら枠を元の巣箱に戻します。
戻しながら花粉ペーストを給餌して、産卵を促します。
貯蜜圏が拡大しすぎて産卵スペースが減少してしまい蜂の数が減ってしまっている場合は、蜂の数を見ながら戻す枠も減らして蜂が薄くならないようにします。

 自分の分離機は3枚掛けなので、そんなに効率よくないですが、6時間で40キロほど採ることができました。小さなハチ除けテントがあれば、蜂場での採蜜作業もアリかなと思います。
明日は雨の予報なので仕事はお休みとして来週からまた続きをやります。
あと3蜂場・・・。


 ワルミ大橋の道の駅より古宇利島を望む。