2016年7月1日金曜日

ミツバチの暑さ対策

毎日暑い日が続いている沖縄です。

ミツバチの夏減りを軽減する為に巣箱に屋根をつけてみた。
蜂場の草刈りをした後に米袋で屋根をつける。下の写真は夕方に撮ったものなので日陰になってますが、太陽が中天にある時の光線はほとんど暴力的です。


沖縄は気温そのものは高くてもせいぜい30~34度前後で日陰に入れば涼しい風を感じます。
太陽光線を遮れば巣箱内の温度上昇をかなり緩和できると目論んでいます。屋根無しでは天板裏は40度近くまで上がりますが、屋根があれば35度くらいです。育児圏中心部の温度は36度前後が最適なのでこのくらいがいい感じかな。

あとはハチが自分で判断して温度のコントロールをします。
1:巣門前での扇風行動で巣箱内を換気する。
2:巣碑に水をかけて扇風し気化熱を利用し巣碑を冷やし巣箱内温度を下げる。
3:巣碑上でのハチの密度を下げる。
4:巣門前に出て涼む。
暑い時、温度を下げる場合はだいたい上記の行動をしているようです。ハチの換気能力は毎分60リットルに達するそうです。スゴイですねぇ。巣門前で手をかざすと風を感じます。ハチは時速20キロ程度で飛行します。換気蜂が足を踏ん張り自分が飛んでしまわないように固定した上でかなり長い時間、全力運転している様子を見ると頑張り過ぎて寿命をすり減らしているんじゃないかと心配になる。しかしそれも彼女の役割なのだろう。
夏は緑陰に巣箱を置くのが最良なのだが、全てをそのような場所に置けるわけもなく、しかし出来るだけの事はしてあげたいと思っている。
雨の少ない時期はミツバチにとって水の確保も重要になってくる。というわけで蜂場の日陰にバケツに水を入れて足場の木っ端を放り込んでみたら人気のスポットになったようです笑。

一日草刈りして休憩時に飲む冷たい麦茶はこんなうまいものがあるかと思うくらい最高にうまい。外で働くってええわぁ笑。



圧力を感じるほどの日差しはこんな感じ。屋根のテントは日よけ効果は高いが、風に弱い欠点がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。