2016年6月15日水曜日

無蜜期に入ったか


どうやら明日から梅雨開けしそうな沖縄です。
先週までいい感じで蜜を集めていた蜜蜂ですが、どうもここ数日様子が変。昨日と今日で蜂場Hの給餌作業をしていると、花粉ペーストへの食いがすごい。貯蜜量も急激に減っている様子。
どうやら噂の無蜜期(無花粉期?)に突入したようです。
初めての沖縄での亜熱帯養蜂ですがやはり本土とは環境がだいぶ違うので、諸先輩のアドバイスがとても貴重です。
この一カ月ほどはA師匠の「今は騙されたと思ってとにかく分割しなさい。今しかないよ~」との言葉にしたがい可能なかぎり頑張ってみた。
今日の給餌で蜂場Hではもう分割(割り出し)は出来ないことがわかった。暑さ(湿度?)と花粉切れで産卵パターンが変化し、蜂数が減り始め現状維持が精いっぱいの状態。これは分割できん!笑。
師匠の言っていたのはこのことだったのね。

ちなみに沖縄では群れを増やしたい場合、無王1枚群から可能です。スゴイでしょ?
最初信じられんかったけど確かに出来ます。ただし交尾成功、産卵開始まで行けるのは約7割くらいの確率です(今の自分では)。


巣枠を掴んでいる指のほうにワラワラ登ってきてなにやらチュウチュウしている。
わずかな糖液か、花粉ペーストが付いてたかなと思って観察。
もしかして君たち花粉不足?でも君たち未交王が行方不明で現在無王じゃね?
試しに巣箱に花粉ペースト置くと、あっという間にこんな↓感じ。


普通は割り出し群は産卵開始するまで花粉ペーストほとんど食わんのだが・・・めちゃ食うとるね。完全に周囲の蜜源・花粉源が枯渇したな。育児以外にも自分たちの分のタンパク質が必要なんやね。
諸先輩やA師匠の「夏は蜂がだいぶ減るからよ~」に、背筋を冷やしつつ、夏越えが上手な人はマメな給餌を行っているというのを小耳にしっかりはさんでいるので、あとは体力の続く限り実践あるのみ。
そう他県では越冬対策が腕の見せ所ですが、ここ沖縄では越夏対策がキモです。
ちなみに越冬は「ありません」。冬でも増群可能です。スゴイでしょ?笑。
というわけで、1-3月期の花粉交配用蜜蜂の供給源はほぼ沖縄になっているそうです。

今年から沖縄で養蜂修業ができることになり、毎日がはっぴーで夢見ているようです。
まだ何の実績もないのですが、交配用蜜蜂の育成と、採蜜群の育成と両方やるつもりです。
アニキには両方やるとどちらも半端になるよ~と忠告されていますが、やはり沖縄の蜂蜜は最高に美味しいんでねぇ、やっぱり生産したいと思う初心者なのです笑。


カントク(雄猫)によると、夏は暑くて仕事にならんからよ~飲んで寝るのが一番さあ、とのこと。

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