2016年8月13日土曜日

今週のいろいろ

今日は昼から親父の残暑見舞い葉書の作成をヘルプして、連れの車を洗車する。蜂場の隣で洗車していると、興味があるのか1匹のミツバチがぶんぶん飛び回る。ワックスの匂いなのかはたまた好奇心か笑。
暑さ寒さも彼岸までというが、ほんとに昨日より少し涼しい感じ。ミツバチもいつもより元気に飛んでいるような気がするし、季節は確実にめぐっているようです。
蜂場Tのほうは平均して産卵圏が拡大しているし、これから増勢期に入ってくれると嬉しい。
なんせ沖縄で蜂を飼い始めて初めての夏なので経験としてこれからどうなるのかがわからないのです笑。



8月に入って色んな花が咲き始めています。


リュウキュウハグロトンボのメス? 胴体が少し地味な色。


今週は養蜂組合の数人でOIST(沖縄科学技術大学院大学)を訪問。ミツバチの行動生態を研究しているチームの蜂場見学や研究内容の概要をプレゼンしていただいたりしました。
カーニオランの女王とイタリアンの雄蜂で人工授精を行いハイブリッドを作成したりもしています。ハイブリッドのほうが純系より良い群れになるとのことでした。やっぱりF1(雑種強勢)だからそうなるのかな?もっと質問すれば良かったが、当日は先方さんのスケジュールがタイトで時間が足らない中で一生懸命説明していただきましたので、またの機会があるといいなぁ。
うちの娘というか女王もどうみてもカーニオラン系と交雑しているから、ハイブリッドの成績良いと聞いて気分がいいぞ笑。


学内立体駐車場の上から。この日は雨だったが、一瞬青空。


建物がカッコイイ。



観察用巣箱内の蜂を学内のサーバーに接続したカメラで撮影し、ディープラーニング( 人工知能 )でリアルタイムに蜂の個体識別と行動を解析するシステム。
現在はディープラーニングに蜂の動きを学習させている最中とのことです。
数千匹のミツバチの動きをそれぞれ個別に同時に追跡し、リアルタイムで行動分析できる・・・・。人間には絶対できん事やな笑。こんな時代が来るとは・・いやはや。
フリッシュの発見したミツバチのダンスはよく知られていますが、その他にもまだ未発見の行動が見つかるかもしれませんとのこと。とても楽しそうです。



研究内容のプレゼン。
西洋ミツバチの遺伝的ルーツや、CCD(蜂群崩壊症候群)の原因ウイルスの特定、ヘギイタダニの感染ルートの解明などが研究課題のようです。
組合員からもたくさん質問が出て、今後この研究チームへのサンプル提供などいろいろ協力できますよという話で名残惜しくも終了となりました。だいぶ時間オーバーしてしまって申し訳なかったですがとても楽しい時間でした。

9日の火曜は旧歴の7月7日、七夕のお墓参りと掃除を少々。


沖縄では七夕とはお盆前の墓掃除のことらしい。


見上げるとトンボの群れ。雲も沖縄らしい?いい感じです。

沖縄で働き始めた事を祖父母が喜んでくれているらしい。いやいやこちらこそ有難いという気持ちでいっぱいでっせ。家族とご先祖様に感謝です。
数年前にはまさか昆虫に依存した生活をするとは想像もしておりませんでしたデス笑




ベッキー改めウメちゃん(正式名称:小梅)。割と人に慣れてきたが、この数日姿が見えない。ちょっと心配。